2013年5月10日金曜日

圓山大飯店の秘密通路

1968年アメリカの雑誌で世界10大ホテルに選定されたことは有名。あと一つは秘密の地下道が有る事でも有名です。政治色の強いホテルで有った事、地下道が一般には公開されず秘密性が高かかった事などで、それは政府高官の緊急避難時に「松山空港に通じる、あるいは総統府に通じる、士林官邸に通じる秘密通路」等々の様々な憶測が生まれた。

秘密通路は1952年の台湾大飯店としての開業時から有った訳ではなく1963年の本館改築時に長さ180mの2本の地下道が設けられた。
滑り台は段数が86段の勾配が急な階段の為、体の不自由な人のために設けられた。滑り台の設置された避難通路は「北安公園」に通じる地下道、もう一本の地下道は「剣漂公園」に通じており滑り台は無い。
圓山大飯店は日本時代「剣潭山」に建立されていた台湾神宮の跡地を利用して建てられているので、麓の「北安公園」「剣潭公園」にトンネルを通すには、どんな工夫をしても傾斜は急になるのだ。
 秘密通路の入り口

実は、この地下道は秘密の通路でも何でも無く、防空避難通路でした。台湾の置かれていた政治的立場、ホテルの持つ性格上、公開されなかった事はしかたがなかったのだろう。


この地下道の見学は1日前までに申し込めば50NTD~100NTDで、2人以上であれば見学可能。但し2010.10.01現在ですので確認が必要です。

【一口メモ】
玄関のガラスドアーの装飾柄の中に「中華民国万歳」という古い書式の漢字が埋め込まれております。