2013年5月11日土曜日

平渓線 「十分」駅-2

のんびり、ゆっくり、小雨の降るローカル鉄道「平渓線」の小旅行に出掛けた。「三貂嶺」駅から終点「菁桐」駅までの区間は小雨がよく似合う美しい渓谷美で、私達を慰めてくれる。又、この線に寄りそうように流れる基隆河はエメラルドグリーン色の水を持ち、美しい物には棘が有るの例えのように幾つもの瀧をかかえている。

その内の一つ「十分瀑布」の有る「大華」駅で途中下車をし十分瀑布を見ながら「十分」駅まで歩いた。「十分」は線路と並行する老街に独特の情緒が有ることで有名な駅だ。
 
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この駅で珍しい物を発見した。戦後、大陸からやってきた国民党が日本の痕跡を隠す為、土中に埋めた石碑だ。この地の戦後教育を受けた人達は、この石碑が掘り起こされ始めて、この一帯の開発を日本が行った事実を知ったようだ。
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この石碑の所有者は怒った口調で「国民党政府は台湾の歴史を全然教えなかった。我々は自分の国の歴史を殆ど知らない」と嘆いていたのが印象的だった。
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